大人になってからの手書き文字の悩み

きれいな字を書きたい・・・

自分の字が子供っぽい・・・

もっと大人っぽいきれいで丁寧な字が書けたら・・・

私はこれまでそんなお悩みを持った

大人の方にたくさん出会ってきました。

 

 

みなさんのお悩みは様々ですが

ある共通点があることに気づきました。

字の悩みがある人の共通点とは?

 

実際に目の前で字を書いていただくと

書くスピードがとてつもなく速い

という共通点があります。

頭に浮かんだ瞬間に

アウトプットしているという感じです。

 

どうしてそんなに速く書くのか?

 

頭の回転が速いということもありますが

書く事=作業になっているからです。

 

 

そもそもきれいな字で

丁寧に書くという目的とは違い

いかに速く書く作業をこなすかが

優先になっているからです。

字を速く書くという習慣が根付いているので

ゆっくり丁寧に書くという

習慣に慣れていないのです。

 

字を書く目的を2つに分けて考える

 

目的①自分だけの為に書く字

 

 

・買い物のメモ

・家計簿

・学習ノート

・手帳

・走り書きメモ

上記の場合、自分だけがわかれば良い。

速く書くことが目的。

 

目的②相手に伝える為に書く字

 

 

・大切な人へのバースデーカード

・年賀状・暑中お見舞いなどの季節の挨拶

・ビジネスで使う伝言メモ

・ご祝儀袋

・お礼状

・履歴書

・入学願書

・一筆箋

上記は全て相手のために書くことが目的。

 

この2種類は明らかに

字を書く目的が違います。

 

目的①の場合は丁寧さよりも

スピード重視で良いですね。

ただ、速く書く事が目的とは言え

注意したい事があります。

丁寧に書かなくても自分がわかればそれで良い

と思って書いた字でも、後で読み返した時に

読みづらかったらデメリットですよね。

特に数字!

例えば

0と6

0なのか6なのか微妙!

しっかりわかりやすく書く。

 

続いて1と7の場合

上記のようにどちらか分からないと

計算ミスはもちろん、ビジネスなどにおいては

致命的なミスにつながる可能性もあるので

意識しながらスピードを上げる事が大切です。

しっかりとわかりやすく。

少し意識することでトラブル回避になります。

 

目的②は相手の為に書く事を優先にしています。

急いで書いたり雑な字は相手に伝わります。

・相手の名前が曲がっている。

・文字が小さすぎて読めない。

・何が書いてあるのかわからない。

・字が丸く子供っぽ過ぎて印象が悪い。

 

せっかくの手書きが台無しになってしまいます。

誰のために何のために書くのか?

意識したいですよね。

 

きれいな字 丁寧な字とはどんな字?

 

きれいな字 丁寧な字とは

お手本のような美文字で書かなければ恥ずかしい。

そう思っていませんか?

きれいな字 丁寧な字とは・・・

気持ちを込めて丁寧に書く文字のこと。

じっくり落ち着いて書く。

その気持ちがあれば誰でも美文字が書けます。

きれいな字 丁寧な字とはおもてなしの気持ちから。

■自分がもらって嬉しいだろうか?読みやすいだろうか?

■おじいちゃん、おばあちゃんでも読めるかな?

■小さくてまだ漢字が読めないから

ひらがなで書いたほうが良いだろうか?

■あの人の好きなお花のカードを使おう。

■ずいぶん会っていないけれど元気かな?

■きれいな字だね!って褒めてくれるかな?

■時間をかけて丁寧に書いたことがわかるかな?

 

そんな気持ちが伝われば

お手本よりもずっと美しい美文字に大変身します。

あなたにしか書けない字があります。

きれいな字 丁寧な字への第一歩は

おもてなしの気持ちから。

大人の習い事として

おもてなし文字を身につけませんか?

 

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