山梨ペン字筆ペン教室

「手書きStyle」

講師/佐藤茂美と申します。

 

 

推薦入試の志望理由書・自己推薦書

 

ペン字レッスンに来て下さった

山梨在住/40代/女性/Kさん

 

レッスン開始前にあるモノを

持って来て下さいました。

なんと!

娘さんの「推薦入試に関する書類」です。

Kさん:

 

「先生に見せたくて持って来ました!」

 

それは丁寧に手書きした

志望理由書・自己推薦書でした。

 

 

 

 

上に娘さんが書いた文章。

下にお母さまのKさんが書いた文章が並んでおり

小さな文字がぎっしりと埋まっていました。

実際の文章は個人情報が盛りだくさんな為

お見せできないのが残念です。

 

近年はネット出願では?

 

私は近年、大学の願書は

ネット出願だと思っていたので

Kさんに聞きました。

「手書きが必要なんですか?」

 

Kさん:

「ネット出願でも手書きの書類は必要なんです。推薦入試でもOA入試でも志願理由書や自己推薦書などは、本人の手書きでの記載が必要ですよ。」

 

と教えてくださいました。

 

用紙はPDFファイルを印刷。

本人及び保護者の手書きだそうです。

 

1文字でもミスは×

 

私:

「文字数がとても多く、大変だったでしょう?」

 

kさん:

「修正がききませんからね。1文字でも間違えると書き直しです。」

1枚に本人と保護者両方の手書きが必要な為

より難しさを感じました。

大変な集中力が必要だったと想像します。

 

「手書き力」の大切さ

 

今回Kさんの貴重なお話をお伺いして

「手書き力」の大切さをあらためて実感しました。

大切な人生の節目

大切な家族のため

いざという時

に「手書き力」があると大きな武器になります。

 

私はいつも思うのですが・・・

 

例えば

 

自分で理解できれば良い

「買い物のメモ」など。

 

美文字よりもスピードを優先しなくては

ならない時は多々あります。

その時はキレイに!丁寧に!なんて

言っている場合ではありませんよね。

 

でもここぞ!という勝負時。

 

キレイで丁寧な文字が書けるかどうか。

自分の意志でスイッチをオン・オフできるかどうか。

 

そのスキルが「手書き力」だと考えます。

 

学校側から文字を褒められた!

 

Kさんは無事に書類を提出され

娘さんも見事合格されました。

(本当におめでとうございます)

学校側から

「お母さん!字が丁寧で上手ですね!」

とすごくほめられたそうです。

美文字が直接合否と関係するとは限りませんが

書類だけで審査をされるシーンはたくさんあります。

今回のKさんのように

キレイな字が目に留まったことから

ちょっとしたコミュニケーションも生まれますし

何より丁寧な人柄という人となりが

見えるのではないでしょうか?

 

今回身近なKさんの体験からも

やはり、PCやスマホ全盛の時代だからこそ

「手書き力」のある人はどんどん少なくなって

いくのだろうと感じます。

だからこそ逆に

「便利さ」「速さ」には決してない

「特別感」「丁寧さ」

が引き立つのだと思います。

最後まで読んで下さり

ありがとうございました。

 

==

 

「手書き力」を身につけませんか?

あなたにしか書けない文字があります。

いざという時、勝負時に

手書きはその貴重さを発揮します!

 

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